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2026年1月14日 白川郷合掌造り |
| 冬の白川郷です、お約束の展望台からの景色はなかなかの風情ですがあまりにも有名な絵面で初めて見た感動は今一です。 |
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白川郷に訪れ街中に入ってまず目に入った景色は インバウンド一色、余りの多さにげんなりしてここは 諦め、翌朝早い時間に出かける事にして車中泊。 |
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快適な車中泊とはいえ朝15cm余りの積雪です、 除雪車が入る前に雪を降ろして移動します。 |
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合掌造りの雪下ろし。 |
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公開している屋内に入り目に飛び込んだ巨大な梁 合掌造りを支えるバケモノ級の太さは圧倒的な迫力です。 |
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囲炉裏の煙で燻され黒光りして強度を増した 構造材、新たに巻きなおした藁縄のとのコントラスト が合掌造りの技を見事に現わしています。 |
| 今回、白川郷を訪れた目的は合掌造りの骨格を形作る藁縄結びと、特にねその結束をこの目で見たかった事です。 ねそ=マンサクの若木の枝条を結束材とするために捻りながら曲げてほぐす(ねる)技術とその使い方、詳しくはマンサクで。 |
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摩擦によって徐々に締まって行くと言われる 藁縄の結束。 |
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捻りながら曲げてほぐしたねそ。 |
| ねそはお馴染みの樹木マンサクの若い枝をほぐしたもの、今までの理解では樹皮を使う思っていましたが現物を見てなるほど! 枝の基部30~40cm余りをほぐさず硬いまま残し、しごいてほぐした枝先から巻き初めて、最後はゆるみを防ぐために硬い枝の基部を 屋根の下地に掛けて止めています。またねそは木材の交わる箇所に斜めに巻きつけて縛るがその際、ねそをかける向きを互い違いに なるようにしている。これによって妻側のどちら向きの風を受けても緩やかに動き、屋根が壊れるのを防ぐ柔構造となっている。 では、マンサクがそれほどまで強靭な結束素材かというとそれほどでもないようで、地域で手に入れやすい素材として、やや使いにくい 点はそれを乗り越えての選択であったのです。 |
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| 最大の疑問であったねそをどうやって結ぶのか?疑問は全て解けたのでした。 |
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| この巨大な雪国の家屋、合掌造りの屋根の骨組みは木材を藁縄やねそで結んであるだけ。 現代のコンクリート建築の寿命はせいぜい70年、雪国の古民家は200年スパンで考えられ そのために来る日に備え木を育てるのです。豪雪地帯の雪の重みで曲がった根曲がりの樹木を 雪の重みに耐えるために利用した鉄砲梁が知られています。 |
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今日もインバウンド一色…雪を見に。 |
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2025年12月3日 伊豆の長八 |
| 先月東北の山行予定があったが天気予報では雪予報で温暖な伊豆半島に出かけた。車中泊の旅で大した計画も立てず 富士山を見に行こう!とばかり出発。昔訪ねた松崎町でナマコ壁の建物を見てにわかに思い出した漫画誌ガロ。 リアルタイムでガロの発売を心待ちにしてむさぼり読んだつげ義春、長八の宿をはじめ数々の作品の表現力に心奪われた 若き日の一コマを思い出しました。 |
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つげ義春「長八の宿」 |
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長八の宿、ジッちゃんの名場面 |
| 松崎町のナマコ壁の素晴らし街並みを堪能する。 |
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| 事前に予定のなかった「伊豆の長八」美術館に立ち寄る事に。 |
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入江長八 天才左官職人であり鏝と漆喰造形のを多く残した 事は「長八の宿」他で知っていたつもりでしたが 12才から左官の腕を磨き19才で江戸へ出て絵を 狩野派の喜多武清に学び、かたわら彫塑の技をも 修めこれを左官の業に応用した。以後漆喰で絵を 描き、彫塑して色彩を施し長八独特の芸術を完成 させたのです。美術館で見た作品はどれも素晴らしく 一職人から新たな学びを加えて見事にアーティストに 変貌して行ったのです。技術の追求にとどまること なく持てる技術で表現者となる、大いに学ぶ所です。 |
| 撮影可能であったスズメと竹をモチーフに空間を描いた一品。他にも彩色を施した素晴らしい作品を多数目に出来て幸せなひと時でした。 |
素晴らしい |
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2025年9月30日 湯殿山大鳥居 |
| 9月に月山に訪れた際、BCスキーでよく滑られている湯殿山の様子見に立ち寄ってみた、山奥に突然現れた大鳥居。 |
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| この奥に大鳥居に見合うお社があるわけではありません、鳥居の先は聖域湯殿山なのです、この見えないものとのバランス感覚に納得、それにしてもデカイ! |
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| 途中で見かけたナチュラルアート。 |
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| 排水管は好みではないようですが自然の造形美にしばし見入ってしまいました。 |
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