ものつくり雑記14ものつくり雑記14  2018年6月18日  ヒヨドリの巣

 ヒヨドリの巣    昨年6月、庭のカエデにヒヨドリが巣を作り二個の

  卵を温めていたが、残念ながら孵らなかったようだ。

  たぶん、大型の鳥にでも狙われたのだろう。

  よく出来ていたのでものつくりの参考に枝ごと外して

  保存した。


   昨年の画像➡ 
 ヒヨドリの巣の造形   中心には、コウヤマキの葉を使い、

  周りは枯草で覆っています。

  くちばしだけで織り込むように形を作り

  見事な造形です。
巣の造形から    参考にと毎日眺めていると何か作って

  みたくなるもので、思いつくまま形にして

  みました。
銅素材でイメージを作る    銅の丸棒をロウ付けして形を作ります。

  具体的な用途はありませんが、これを眺めて

  次のイメージを膨らましていくのです。

                         ものつくり雑記14ものつくり雑記14  2018年5月4日  器の漆仕上げ

   欅の古材を彫り込んだ自作の器を漆で仕上げて完成しました。   制作過程はこちら➡
 漆仕上げ
   塗は木曽平沢の「まる又漆器店」店主の伊藤猛氏にお願いしてこころよく引き受けていただきました。

伊藤さんは長野オリンピックのメダルを提案、中心になって制作された方で、漆の可能性を求め数々の

新しいカタチを開発しています。                              
                                      「まる又漆器店」伊藤猛氏のWebページ ➡
 木曽平沢漆仕上げ
   拭き漆の技法により彫り跡が引き立ち、木目も良い感じに現れました、大満足の仕上がりです。
 欅の古材の器
 古材の彫り    どちらから彫っても逆目になる荒びた材でした、

  本来、木地師はこういった材は彫らないとの事!

  納得しました。

                         ものつくり雑記14ものつくり雑記14  2018年1月7日  野沢菜漬け

 野沢菜漬け    昨年12月1日 恒例となった「野沢菜漬け」

  を漬け込みました。醤油漬けと塩漬けの二種類

  用意した野沢菜50kg、ここ数年は野沢菜が

  夏の天候不順で生育が悪く入手するのも中々

  大変です。
 野沢菜洗い    ちょうど寒さが増すこの時期、好天ならラッキー!

  雪でも舞う日にでも当たったら最悪です。今年は

  日差しもありビール片手にまずまずの出だしに

  なりました。
漬け込み    保存してあるレシピ通りの塩加減でも

  野沢菜の水分量等、出来具合でずい分

  塩味が変わります。まずはザックリと!
漬け込み終了。    奥の四樽が醤油の切り漬け、手前が

  塩漬け、重石を乗せれば作業終了。
 漬け汁上がる   2018年1月7日十分水も上がり(漬け汁)

 量も漬け込み時より三分の一になりました。

  
 塩漬け漬け上がりました。    塩漬けが漬け上がりました。

  今年の野沢菜は生育が悪く短いサイズです。

  育ちの良い年はこの容器に横に入りきれない

  ほどで、葉の部分を折り曲げて漬け込みます。
 塩漬けと醤油漬け    昨年の暮れに塩味を調整して漬け上がりました。

  上が塩漬け、下が醤油で漬けた切り漬けです。
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