小口研治のグラスプラネット14  2023年10月17日   ロンデルの窓施工

 昨年制作して施工した「ロンデルの窓」を撮影する機会がありました。
 ロンデルの窓施工
作ってみたかったものが形になり重厚な木組みに収まリ、これで完成するのです。
 ロンデルの窓施工2023年10月17日更新
ステンドグラスパネル    ドアを開けまず目に入るステンドグラス
  パネルは10年ほど前に制作したもの。
 パネルに映り込むロンデルの窓    そのパネルに映り込むロンデルの窓
アンティークグラスに映り込むロンデルの窓    手吹きのアンティークグラスは
  光の屈折で思いもかけない効果を
  もたらしてくれます。

                   小口研治のグラスプラネット14  2023年4月14日  フリモントガラスのパネル

     お客様のリクエストで制作したステンドグラスパネルです、サイズは10cm角
  私のステンドグラス制作の人生で最小サイズです。最初はスルーするつもりでしたが
  お客様曰く、フリモントガラスが大好きとのお言葉をいただき、ガラス素材その物が
  美しくそれを何とか形にしたいと日々考えている事と何となく一致したのです。         
 フリモントガラスのパネル
フリモントガラスのリクエストパネル     残っていたガラスをレイアウトして
  一枚のミニパネルの完成です。
  どんなに小さくてもガラスを選べば
  それなりに見応えのある作品に
  仕上がるのです。
 ケイムで仕上げ    リクエスト通り吊り下げの丸環を
  付け、ケイムで組ました。
                  

                   小口研治のグラスプラネット14  2022年12月11日  ロンデルの窓

   ロンデルの窓  w1、350×h783mm   750、000円  sold
 ロンデルの窓
   かねてより作ってみたかったロンデルのステンドグラス、過去依頼を受けながらロンデルを使用するほどの予算が得られず
ロンデル風デザインになった事もありました。板ガラスを作る技術が発明される前、吹きガラスで円形に融けたガラスを吹き
それを鉛桟でつなぎ合わせ窓に入れたステンドグラスの原型の一つの技法ロンデル、※真ん中にへそのように突き出た
ポンテと呼ばれる出っ張りが特徴でバル.アイやブルズ.アイ(牛の目)グラスとも呼ばれています。
 ロンデルパネル
   ロンデルは一枚々手作りされていて大きさも厚みも不ぞろいで制作過程でその扱いには大変苦労しますが
出来上がってみれば創った本人も息を呑むほどの多様な美さを感じました。併設の撮影スタジオの定位置に
仮設置して撮影しますがバックの景色、光の強弱、太陽の位置、全ての条件でその表情を変えて行くのです。
 光による変化
 横方向から   ロンデルとブルーのアンティークグラス
  横方向から見るとロンデルの濃淡が
  良く分かります。
   手吹きのアンティークグラスだけが奏でる色彩のマジック、長い間ステンドグラスの美しさを探して来ましたが
やはり絵柄でもデザインでもなく、ガラスの美しさを引き出す事が全て。19世紀末中世のステンドグラス様式の
呪縛からの解放と反省を目指したスローガン「色をして歌はしめよ」はそれを暗示しているようです。
 ロンデルの透過光
   当作品に使用したロンデルは56枚、メーカーの在庫が無くなり次第廃番となります。残り74枚在庫で終了。
 透過光の投影
   このパネル作品の制作あれこれは当HP「気まぐれガラス制作記27」にてご覧いただけます。気まぐれガラス制作記27へ←クリック
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